2019.02.18
今どきの大学生が考える「若者が結婚しない理由」!
おはようございます
Mbridgeです。
今日はとっても良いお天気ですね。
今週は暖かいとか
暦の上でも春と言ったところでしょうか・・・
ところで今日は、先日私が所属する地方創生さわやかサポーター認定協会のマネージャー勉強会の内容がなかなか興味深いものだったのでご紹介したいと思います。
タイトルは、
「若者はなぜ結婚しないのか?」
講師は、(社)日本結婚カウンセリング協会の理事長であり、拓殖大学講師(臨床心理士 博士)の吉川延代先生です。
皆さんも、ここ数年未婚率が上昇していることはよくご存じだと思います。
ただ、独身者のほとんどが自ら結婚を選択しないかというとそうではないようです。
出生動向基本調査では、未婚者の約9割は「いずれ結婚するつもり」と回答しており、「一生結婚するつもりはない」という人の割合は、男性が5.4%、女性は5.0%に過ぎないとか。
ようは、いずれ結婚しようとは思っていたけど、気づいたらここまで来ちゃったというのが現状なのでしょう、
吉川先生が大学で結婚しない理由のアンケートを取られたところ、なかなかしっかりした考え方をしているなと言う若者も沢山いたので、いくつかご紹介したいと思います。
・一番大きいのは経済的な理由であると思う。奨学金を借りた場合、4大卒の通常返済プランで15年かかる。20~30歳の頃に経済的余裕がないのは当然のおうに思える(大1、男性)
ご両親の援助を十分に受けている方は、これに相当しないかもしれませんが、今は定期昇給も望めない時代ですから、奨学金の返済をしながらの生活に余裕が無いのは当然だと思います。
・結婚するメリットがあまり無く、共働きをしなければ生活していけないから。自分がパートナーのためにお金や時間を取られたくない。今の20代後半の人たちは、その親世代から何でも与えられる環境で育ってきており、自分が他社のために還元する機会がなかったからではないかと思う(大1、男性)
その通りなのかもしれません。
少子化になり、親からの愛情を一手に受けた子供にとって、与えられるのが当たり前で、与えることに慣れていないのでしょう。なので、「どうして、○○してくれないの。親ならしてくれるのに・・・」となってしまいのかもしれません。
・大学へ進学し就職する女性が昔より増えているため、平均初婚年齢が上がっている。結婚をすれば、次は出産や育児の問題が出ていくるが、産休・育休制度が整っていないため、女性が仕事をつづけにくい環境にあると思う。そのため、結婚が面倒になる人も出てくると思う(大1、女性)
最近でこそ、産休・育休制度もだいぶ取れやすくはなってきていますが、それも大手企業になるため、中小企業に勤務されている方は、まだまだそのような制度を受けられない人も多いでしょう。
せっかく、仕事を覚え楽しくなってきたころに、結婚➡出産➡退職という選択肢は考えにくいのかもしれません。
やはり、これは日本という国として考える問題だと思います。
アンケートの回答はまだまだありますが、この辺にしておきます。
安心したのは、若者もきちんと考えているということ。
それに対して、私たち大人が結婚しやすい環境を作ってあげれるかが最大の課題なんだと思います。
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