2016.06.16
聞き手を引きつけ、うなずかせる「間」のパワーとは!?
こんにちは
Mbridgeです。
今日は、梅雨らしい一日になりそうですね。
今年は水不足気味のようなので、恵みの雨かもしれません。
ところで今日は、HARBOR BUSINESS Online より
釈明・お詫びに「流暢な説明」はむしろ身を滅ぼすことになる!
表題を見て、真っ先に思い出すのが、今話題の某都知事。
そして、ここのところ、頻繁に起きている不倫の釈明会見ですよね
好みはあれ、潔い会見と、何となく違和感の残る会見と皆さんの受ける印象も様々だと思います。
流暢な説明が騒動を長引かせる
釈明会見、お詫び会見が、日をおかずしてメディアを賑わしている。「人の噂も75日」と言うが、騒動を長引かせてしまうケースには、事の大小はもちろんのこと、当事者自身のコミュニケーションの仕方に、“ひとつの特徴が”あることがわかってきた。それは、「立て板に水のごとく応酬している」ということである。
「相手の家族に申し訳ないと思わないのですか?」―(間をおかず)「それは、もう、申し訳なく思います」
「進退については、どうお考えですか」―(即座に)「生まれ変わった気持ちで、職務をまっとうさせていただき、責任を果たさせていただきます」
記者から質問されれば、間をおかず、すぐに答える。このような会見を耳にすると、この騒動も長引くかと思わざるを得ない。
例えば、プレゼンテーションの場であれば、流暢に話すことを要求されるというのはあります。
相手も忙しい中話を聞いてくれる訳ですし、事前に準備ができるものであれば、完璧にして臨むのが当然と言っても過言ではありません。
ただ流暢だから良いかというのも違うと思いますが・・・
また、この場はあくまでも釈明会見の場である訳ですから、いかに反省しているかをわかっていただかなくてはなりません。
でも、次から次へと言葉が出てきたのでは、心情的に「反省してないだろう」と思われても仕方がありませんよね。
聞き手を引きつけ、うなずかせる「間」のパワー
ひと言話す毎に、アイコンタクトして、うなずく。複数の人に話す場合には、次に別の人に姿勢を向けて、ひと言話し、その別の人にアイコンタクトする。このような話をするだけで、聞き手を引き付けられる度合が格段に高まることが、分解スキル・反復演習の結果、わかっている。
私は、これを、「1人に対してワンセンテンス」のスキルと呼んでいる。では、このスキルを身に付けると、なぜ、聞き手を引き付けることができるのだろうか。それは、話の良し悪しではなく、極論すれば、話が流暢だろうが、朴訥だろうが、「1人に対してワンセンテンス」をして、次の人に移る際に、言葉を発しない「間」(ま)ができるからだ。その間が、聞き手に、うなずく時間を与えるのだ。
有名な話で言えば、そのテクニックが上手いのがアメリカのオバマ大統領だと言われています。
間の取り方や目線の送り方が絶妙だと思います。
演説が上手だからこそ、大統領選を勝ち抜いたというのはありますよね。
セミナー等でも、どうにも眠くなってしまう人と、何となく、あっという間に時間が過ぎる人っていますよね。
これは、一方的に話をするのではなく、あくまでも聞き手を意識して話をしているかどうかの違いなのかもしれません。
婚活だって同じことです。
良く一方的に自分の話をする人がいますが、どんなに饒舌であっても、聞き手に頷く時間さえ与えないのは、決して好印象とは言えません。
話が上手くなかったとしても、誠心誠意話をしている人が好印象なのではないでしょうか
意外なことに、話下手な人の方が、むしろ、「間」をつくることに長けている。なんとも皮肉な話である。流暢な話が状況を悪化させ、逆に話下手な人が「間」という、言葉を発しないというスキルにより好転させている。そして、言葉を発しないで「間」をつくるとは、なんと簡単なスキルかと思われるかもしれない。しかしこれが、大変難しいのだ。ほとんどの日本人は、言葉を発しない演習などしたことがないのだから。
なるほど・・・
ようは、相手の立場に立って話ができるかどうかというのがカギなのかもしれません。
相手が自分の話を理解しているかどうか。
楽しんで聞いてくれているかどうか。
これにつきると思います。
なかなか2度目のデートにこぎつけないという方
自分の話を振り返ってみてください
きっと、そこに何かの要因があると思います。
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